| パリは花の都などとも称されるフランスの首都であり、イル・ド・フランス地域圏の首府です。市内には街を南北に分けるセーヌ川が流れ、街の人口約210万、周辺地域では1000万人以上の人たちが暮らしています。
街のルーヴル美術館は世界最大級にして、最も有名な博物館です。セーヌ川右岸(北部)にたたずむその建物は、元々はかつてのフランス国王フランソワ1世の宮殿として建てられました。現在の絵画展示施設のもととなった区画は17世紀の初頭にアンリ4世の命によって建設されました。その後、美術館として開館したのはフランス革命さなかの1793年、歴代フランス国王のコレクションをルーブル宮殿内に公開展示したことに端を発します。
パリの中心部、セーヌ川に浮かぶシテ島に建てられたノートル・ダム大聖堂はその壮麗な様相から古典ゴシック建築の神髄とも呼ばれています。12世紀から13世紀にかけて建設され、フランス革命時に破壊されるという憂き目にもあいましたが、19世紀に修復工事が行われました。1804年にはナポレオン1世がこの大聖堂で戴冠式を執り行っています。
パリは19世紀、普仏戦争末期に起こった民衆蜂起の舞台となります。帝政に反対する民衆の手によって樹立した自治政府(パリ・コミューン)と政府軍の市街戦は凄惨を極め『パリの流血の1週間』と呼ばれる悲劇となりましたが、自治政府は崩壊までの僅かな期間に様々な民主政策打ち出すなど、パリ・コミューンは史上初めて民衆の手で立てられた政府として評価されています。
その後パリの街は第一次世界大戦の戦災を免れたものの、第二次大戦初期の1940年にドイツ軍に対して無血開城を許してしまいます。しかしながら1944年にアメリカ軍と、のちのフランス大統領シャルル・ド・ゴール将軍率いる自由フランス軍に解放される際も、ドイツのパリ占領軍司令官ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍の英断によって市街の破壊から逃れ、今も19世紀の都市計画による当時のままの姿を残しています。
パリのフランス語語学学校一覧
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
|